治らない腰痛の原因はストレス

原因不明な慢性的な腰痛の本当の原因

腰痛の原因ってよくわからないようですね。腰痛に悩んでいる人は日本で約1300万人もいるそうです。その内、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など腰痛の原因がわかっている人は全体の15%ぐらい。残りの85%の人が腰痛の原因がわかっていません。なぜ腰が痛くなるのかわかっていないのです。

それが最近の医学の進歩で慢性的な腰痛の原因がわかってきたようです。本来腰痛は、ゴルフなどの過度の運動をしたり、重い荷物を持ったり同じ姿勢をしつづけるなど負荷をかけたり、加齢、喫煙などの原因が複雑に絡んで起きます。これらのように腰痛の原因がわかっていれば対処や予防ができるのですが、ほとんどの人が原因不明なのです。では原因不明な慢性的な腰痛の本当の原因とはなんなのでしょうか?

慢性的腰痛の原因に大きく関わっているのがストレスのようです。ではなぜストレスで腰痛を引き起こすのでしょうか。そもそも人間の痛みを感じるのは脳の働きによるもの。腰など体の一部に異常が起きると神経を通じて脳に異常を知らせます。これで痛いと感じるのです。そのメカニズムを支えているのが脳の神経伝達物質。ところがストレスが慢性化してくると脳の神経伝達物質が異常をきたし、脳に上手く情報を伝えることができなくなります。その結果、脳が誤動作して、普通なら問題のない痛みを激痛のように認識してしまうようです。

腰痛でストレスが溜まりさらに腰痛が慢性化する

ストレスが脳に過剰反応を起こさせ腰に激痛が走る

腰痛の原因となるストレスはどんな風に蓄積されるのか例を挙げてみましょう。ほとんどの人が何らかの仕事をしています。正社員やアルバイト、パートといった雇用関係に関わらず仕事をしています。主婦も家事など日々忙しくしています。さらに住宅ローン返済や教育資金捻出のためにハードな仕事を続けたり、フルタイムのパートに出たりとさらに忙しい毎日を送るとストレスもピークに達します。肉体的にもいつも健康ならいいですが手術など肉体的、精神的に大きなストレスになることをすれば脳も限界を超え暴走してしまいます。結果脳が過剰反応を起こし腰に激痛が走るのです。

このストレスが原因でおこる腰痛が怖いのは、痛みを気にするあまりさらにストレスを溜めてしまうことです。いわゆる腰痛スパイラルとでも言うのでしょうか。どんどん腰痛を悪化させてしまうのです。すべての人がこのような腰痛スパイラルに陥るとは限りませんが、腰痛スパイラルになりやすい人がいます。それは真面目で几帳面、頑張り屋な性格の人にその傾向があるようです。

脳の暴走による慢性的腰痛の治療にはブロック注射が有効。このブロック注射で脳に伝わる激痛を抑えることができますが、残念ながら根本的な腰痛の治療にはなりません。腰痛を解消するには腰痛の原因であるストレスを減らさなければならないのです。

ストレスによる慢性的腰痛の治療法

ストレスによる腰痛治療法、リエゾン治療

ストレスによる腰痛治療を行っている病院はあります。その腰痛治療法はリエゾン治療です。リエゾンとはフランス語で連携という意味。リエゾン治療とは薬や注射などで腰痛の痛みの緩和、リハビリで筋力回復などを行う整形外科とストレスを減らすための心理療法を行う心身医療科が連携して腰痛を治す方法です。

ストレスを減らす心理療法とは、認知を変え行動を変えること。物事の受け止め方を変え、対処の仕方を変えるということです。ストレスが多い人は結構目標が高いようです。そのため目標を達成できないと落胆が大きく落ち込んでしまう自分に厳しい人が多いようです。ですから物事の受け止め方を変え目標を低く設定してできる内容に変える。すると少しずつではあるが達成感が出てやる気も出てきます。

結果的にストレスが減り腰痛もなくなってくると言うことなのですが、やはりネガティブに受け止めないでポジティブに考えるクセをつけないといけませんね。またこれも無理するとストレスになるのでほどほどにすることが大切です。

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